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2007年5月13日撮影
  アサヒナカワトンボの成熟♂
  アサヒナカワトンボという聞きなれない名称はニシカワトンボのことだとおもってもらえればいいです。
 アサヒナカワトンボの雌は透明な翅を持っていますが雄には透明な翅を持つ雄と色の付いた翅を持つがあります。
 有色の翅を持つ雄にはには茶翅型といわれる翅の中央部付近が濃い茶色になるタイプの雄と橙色の翅を持つタイプの雄がいます。
 大分県内における橙色翅には翅の前縁肘脈より縁紋側に不透明な白濁した斑が非常に高い確率で現れます。
 橙色翅型の雄は大分県を東西に分断する中央構造線の北側に分布し、茶翅型の雄は南側に分布します。
 二つの型の雄が同一の生息地個体群内に存在することは原則としてありません。
 しかし、大野川に沿った地域では中間型の雄が普通に存在しています。
 写真のオスは一見茶翅型に見えますがよく見ると翅の前縁にそって不透明斑が一列あるのがわかります。県南地域の茶翅型では絶対に見られないパターンです。
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